ミラノ研修 後半

皆さん、こんにちは。

ミラノ研修の後半の内容をご紹介します。

4日目は、午前中、「最後の晩餐」を見学に行きました。

ミラノの見どころの筆頭に挙げられる、芸術の最高峰です。

ドメニコ修道会のサンタ・マリア・デッレ・グラッツィエ教会です。

あまりにも有名な「最後の晩餐」は
同教会に隣接する食堂に描かれた壁画です。

美術館にて額に収まった絵画ではなく、
壁に描かれたテンペラ画になります。

食堂の巨大な空間に入り、厳粛で深遠な画に見入っていると、

何世紀もタイムスリップして
中世の教会に佇んでいるような錯覚すら覚えます。

とても厳かで神聖な空気が漂い、
別次元の空間に吸い込まれていくようです。

その後、市内散策です。

ミラノの町並みは、歩いているだけで楽しめます。

建築様式も美麗で豪華ですし、お店のディスプレイなども洗練されており、

インテリアやデザインの勉強になります。

↑有名なドゥーモです。

ここでグルメ情報！

イタリアのピザとパスタです。

美味しかったですよ。

さて、5日目です。

この日は、午前中は、再度ミラノサローネです。

写真は、このブログの最後に列挙します。

その後、3日目に訪問したプラダ財団に再訪しました。

今回は、建物の中に入って探索です。

やっぱり素敵ですね。さすがプラダ。。。

さて、私たちのイタリアでの最後の晩餐も

とても特別なものでした。

ローマ大学で教鞭をとっていらっしゃる犬丸和雄先生とのディナーです。

犬丸先生はイタリアに50年以上お住まいでいらっしゃいます。

デザイン分野やコンサルタント業など
幅広くご活躍されていますが、

イタリアにて「良い会社」の研究もされております。

元法政大学大学院教授の坂本先生とも懇意にされておられ、

今後、「日本でいちばん大切にしたい会社」を
英語・伊語に翻訳したいとおっしゃっています。

そして、欧州でも良い会社の研究をされており、

イタリアの他にも、ドイツ・米国・ポーランドなど、

世界中の良い会社を紹介していきたいとおっしゃっていました。

ここで、教えて頂いたイタリアの良い会社を一部ご紹介。

・RUMMO（ローモ）・・・消費者から愛されるパスタの会社。
訪伊の際は、ぜひお買い求め下さい。

・Illy Café（イーリーカフェ）・・・有名なコーヒーの会社。
ブラジルで学校を設立して社会貢献をしています。

などなど。。。

イタリアでは中小企業の割合が多く、

その家族的経営がイタリアの良さとも解説下さいました。

また教授は、建築家やデザイナーの方々との橋渡しの役割も担われているようで、

アイルランドのデザイナーの方や
水回り商品のデザイナーの方もご紹介下さいました。

そして話題は、教育やデザインなど多岐に及び、
あっという間に3時間が経ちました。

本当にいろいろなことをご教示頂き、と
ても素敵で思い出深いディナーになりました。

今回は約1週間の研修でしたが、とても良い経験になりました。

「百聞は一見に如かず」といいますが、

デザイン大国であるイタリアにて、

世界中から先鋒のデザイナーとメーカーが一斉に集う会場で、

各国のバイヤーとともに会場の空気を共有しながら、

世界最高峰のインテリアやデザインを実際に見学・体験でき、

貴重な体験をさせて頂きました。

この経験を、日々のリフォームの提案にも盛り込んでいきたいと思います。

それでは、最後に、ミラノサローネの展示をご紹介させて頂き、

本ブログを綴じたいと思います。

ご高覧、ありがとうございました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　本社営業・小林

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