こんにちは、設計部の中曽根です。
寒い日が続いておりますが、皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
インフルエンザが大流行しており、ピークになるのが1月下旬~2月上旬だそうですので、皆さま、お気を付けくださいませ。
さて、今回はデジタルパース(その2)『全天球画像』について記載いたします。
前回のブログではレンダリングを行うことで、照明による陰影、鏡やメッキ部品への映り込みなどリアルに表現できることを記載しました。
(2017年7月17日のブログ https://sakuraj.exblog.jp/25920416/)
しかし、1枚のパースでは死角になっている部分が確認できません。
以下のように複数枚のパースを用意しても、360度全ての空間を認識することは困難です。
そこで、更に踏み込んだレンダリング行い『全天球画像』を生成します。
全天球画像をそのまま表示すると以下のようになっています。
これを全天球画像専用のソフトを使用すると360度見ることができます。
※以下のリンクをクリックするとリンク先で全天球画像が自動再生されます。
https://r40956416.theta360.biz/s/a5f5d524-2514-11e9-b32c-068d14261298-1
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マウス操作で画像を、回転・拡大・縮小することができます。
このように全天球画像を使用することで、お客様にどのようなリフォームになるのかを分かりやすくお伝えすることができます。
この全天球画像を専用のゴーグルと組み合わせると、VR(バーチャルリアリティ)に応用できます。VRに関しては、また別の機会に記載できればと思います。
全天球データの作成には多くの時間が必要なため、全てのリフォーム案件に対して実施することは困難ですが、可能な限り、お客様に丁寧に分かりやすく、リフォームの内容をお伝えできるような図面やパースを作成していくように精進してまいります。
設計部 中曽根