緊急事態宣言下全国的にも少しずつ感染者が減ってきています。
このまま収束すれば何よりですが、この先の状況は誰にも予測不可能です。
またワクチンの効果がいつ頃から出てくるか、ワクチンで本当に大丈夫なのか等、
不安材料は沢山あります。
一方、企業に対しては政府より手厚い給付金が出ていますし、家賃についても補助金の対象になり、
国としてこんなにも色々な事をして大丈夫なのかという思いもあります。
とは言え企業は全てを国に頼るわけにも行きません。
今回のパンデミックのような事は大体、10年に一度位起きています。
東日本大震災・リーマンショック等、1~3年位の誤差はありますが、
世界的にみても危機的状況が繰り返し起きることは歴史を見てもよくわかると思います。
その時はいきなり受注がなくなったり、お客様が来られなくなったりして
最悪なケースになることもあります。
そのために会社は利益が出たらそれを蓄え、この様な時のために使うのが正しい経営と考えています。
ですから、普段から先に何があるかわからないための予測や、
利益の蓄積を行っていく必要があります。
そしてコロナの自粛生活の中で生活様式も変わりつつあります。
家でのテレワークが当たり前になって定着するのか、
通勤ラッシュの中に戻らなくても仕事ができるのか、会議はzoomで済ませるのか、どう変わって行くのでしょうか。
又同時に地球環境の変化にも敏感になってきています。
CO2削減の取り組みも商品として、ガソリンで走っている車を
EV車に変更する車のメーカーが増えて来ています。
この先何がどう変わるか、このパンデミックをチャンスと捉え前へ前へと進んで行きたいものです。
二宮 生憲