皆様、はじめまして。
総務課の櫛山彩と申します。
ものづくりやインテリアが好きで、
さくら住宅に入社いたしました。
今回は、初めてのさくらブログということで、
私の大好きな、
ウィリアム・モリスの壁紙をご紹介したいと思います。
彼のデザインの中でも有名な
「柳の葉」と「いちご泥棒」の壁紙を
我が家の洋間に貼りました。
小さな部屋なので
圧迫感が出ないよう、アクセントクロスとして
使っています。
メインで使用した壁紙は、リリカラ LRP-70646 アイボリー です。
モリスは柳の葉のデザインを自身でも気に入り、
終の棲家のダイニングにも、この壁紙を使っています。
職人が木版画で何色も手刷で仕上げたデザインは、
アート作品と言っても過言ではないと思います。
「モリスは何をした人?」と聞かれると、
簡単には答えることができません。
なぜなら、大変多彩な才能を持った人物だからです。
1834年に生まれ大学卒業後、建築士を目指し就職したものの、退職。
その後、遺産を元にモリス商会を立ち上げ、
デザイナー、画家、詩人、小説家、出版者など
幅広い活躍をしました。
(図・出典- https://en.wikipedia.org/wiki/William_Morris )
当時のイギリスは産業革命で
工業化と大量生産化に成功したものの、
製造された物の中には粗悪品もありました。
そんな中「アーツ・アンド・クラフツ運動」で
各国に多大な影響を与えたのがモリスです。
「役に立つかわからないもの
あるいは美しいと思えないものを、
家に置いてはならない」
という言葉を残しています。
モリスがデザインしたものは当時から人気があり、今でも愛されています。
「さくら住宅 施工例集」の冊子に掲載されている
お客様のお宅にも、ウィリアム・モリスの壁紙が
貼られています。
施工例集は店頭にございますので、
機会がございましたら是非ご覧くださいませ。
総務課 櫛山