こんにちは、設計部の中曽根です。
緊急事態宣言が解除され、皆さまの行動範囲に少しずつ変化が出てきていますでしょうか。さくら住宅では、お客様にご安心いただけるように引き続き感染防止対策に配慮してまいります。
さて今回はデジタルパース(その4)『展開図や線画への応用』について記載いたします。
お客様に収納の内部構造をご説明する際に、平面図だけでは分かりにくい場合があります。
そのような場合は展開図やパースをご用意しておりますが、デジタルパース(その2や3)で紹介したようなレンダリングや照明効果等、リアルな表現にすると境界線がハッキリしなくなったりして構造が確認しずらくなる事があります。
対策として線画でパースを作成します。
この例ではひとつの3次元のデータを作成して展開図と平面図と更にパースも同時に作成してします。
扉が閉じている状態や開いている状態、断面を表現しています。(遠近法で表示しています)
これを平行投影して2次元のデータに変換します。
出来上がったデータを図枠内に再配置して図面を作成します。
以下はもう一つ別の事例です。
このように、収納内部の構造をお客様にご理解いただけるように工夫しております。
全てのリフォーム案件のすべての内部構造に対して実施することは困難ですが、可能な限り、お客様にとって分かりやすくリフォームの内容をお伝えできるような図面やパースを作成してまいります。
設計部 中曽根