皆さんこんにちは。
今回は既に発生時期に入っている白蟻についてお知らせ致します。
白蟻の種類にもよりますが、4~7月にかけて多く発生します
なかなか白蟻に家の木材が食べられてしまっているかはわからないものですが、
上記の時期に羽アリを良くみかける場合は注意した方がいいかもしれません。
普通の羽アリと白アリとの区別としては、普通の羽アリは前の羽が大きく、
白アリの羽は前後の羽がほぼ同じ大きさになります。
白アリに食べられてしまうと、見た目は普通の木材でも中はスカスカの
状態になってしまいます。リフォームで天井や壁、床を壊し、
作り直すリフォームをした時に白アリの被害を発見する場合がございますが、
単にクロスや床を重ねて貼りなおすといった内容では、白アリの被害を
見つけることは出来ません。
お客様のところに訪問した時に白アリの薬を定期的に散布しているかを
お伺いすると、定期的に行なっているお客様もいれば、新築時に行なったきり
散布していないというお客様もいらっしゃいます。
昔は10年くらい薬の効力はありましたが、今は5年程になります。
屋根を葺き替える、外壁塗装を行う、水廻りをかえる、壁紙を貼り替えるといった
見た目が綺麗に変わるものと違い、防蟻剤の散布は見た目が変わるものではないので
優先順位が低くなりがちですが、今住んでいる家に長く住んでいたいと
思われるのであれば、定期的に薬を散布することをお勧め致します
過去に1階の和室を洋室にするご依頼を頂き、解体したところ白アリを発見。
その浸食がその上の2階のベランダ迄侵されていて、当初予定になかった
ベランダの一部を解体、修復するといった例もございます。
実際に白アリの被害にあった写真が下記になります。
さくら住宅では、屋根葺替、外壁塗装、水廻りの他に防蟻剤散布の工事も
行なっております。これを読んで頂いた機会に今一度自分の家の防蟻剤散布が
どのくらい前に行なったか調べてみるのも良いかもしれません。
もし5年以上経過しているようでしたら、さくら住宅迄ご連絡頂けると幸いです。
営業部 矢光