今回も現場より施工中の様子を紹介したいと思います。
先日行ったマンションに於ける断熱工事の様子を紹介します。
きっかけは、北側のお部屋のカビに長年悩んでいたとのことで
改善策のご相談を頂きました。
壁面に断熱層を設置することで、カビの発生を抑えることが期待されます。
今回は外部に面している壁に40㎜の厚みの断熱材を設置しました。
工事前のお部屋の状態がこちら。
奥の壁にカビが生えているのが確認できます。
まず最初に断熱材と同じ厚みの下地を壁面に固定し、その間に断熱材をはめ込んでいきます。
下地材と断熱材を施工した様子がこちら。
青い部分がスタイロフォームと呼ばれる断熱材です。
隙間なく断熱材を設置していきます。
この上に石膏ボードを貼り、新たな壁が出来上がりました。
ボードを貼った状態がこちら。
すぐに内装屋さんにバトンタッチし、ボードのジョイントに
パテを打ってもらいました。
その後、壁紙で仕上げていきます。
徐々に完成に近づいてきました。
壁紙を貼り終えた状況がこちら。
施工前と変わらないように見えますが、しっかりと断熱が施されています。
今回はさらに断熱性能を上げるために、窓にも一工夫します。
窓からの断熱損失はとても大きいので、窓にも断熱を施すことを
お勧めしています。
今回は内窓を設置し、サッシを二重にしました。
これで壁面にも窓にも断熱が施され快適に過ごすことが出来ると思います。
施主様からは、内窓を設置したことにより外部からの雑音も遮断されて
良く寝られるようになった、と喜んで頂きました。
室内のカビなどでお困りの際は、是非ご相談ください。
工事部 岡本